【大阪の離婚弁護士が教える】家裁の裁判所書記官の役割とは?

裁判所には裁判所書記官という肩書の人が働いています。

今回は、家庭裁判所の書記官の役割について紹介してみたいと思います。

家事事件を担当する書記官の具体的な仕事は、家事の手続相談(手続案内)、事件の受付、当事者からの事情聴取、調停及び審判期日の呼出し、期日の立会い、調停及び審判経過の記録化のほか、事実の調査(意向紹介、調査嘱託等)に関連する事務(要旨の記録化や通知等)、調停(成立・不成立)調書の作成・謄本交付等とされています(秋武憲一『第4版 離婚調停』26頁)。

家事調停の途中で書記官が調停室に入ってくるという場面はあまりないため、調停委員と比べると一般当事者が書記官と接する機会は少ないかもしれません。

事件の最終局面である調停が成立する際に初めて当該事件を担当する書記官の顔を見たという一般当事者もいるのではないでしょうか。

裁判所書記官が表に出てくる場面はあまり多くないかもしれませんが、いわば裏方として事件を進める上で重要な役割を果たしてくれています。

  

  

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